絵本はいつから読み始めるか目安があるの?まだ0歳だけどそろそろ始めるべき?
赤ちゃんの読み聞かせを始める時期は、いつからという明確な基準はありませんが、生後3ヶ月くらいからがおすすめですよ♪
カラフルな絵本は視覚や聴覚を刺激し発達を促し、ママと赤ちゃんのコミュケーションにもぴったりです。
いつから始めようかと悩んでいるあなたも、まだ内容を理解できないからと絵本を読み始めるのを後回しにしてはもったいないですよ。
集中力や感受性も育まれるので、赤ちゃんの機嫌のいいときに無理なく続けてみましょう♪
この記事を読むとわかること
- 絵本の読み聞かせを始めるおすすめの時期
- 絵本の読み聞かせでうまれる赤ちゃんへの効果
- 赤ちゃんへ読み聞かせを始めときにおすすめの本
- 赤ちゃんの読み聞かせの本に迷ったら役立つ絵本情報サイト
絵本の読み聞かせはいつから始めるといいの?
赤ちゃんが昼間起きている時間がだんだん長くなってきたわ。絵本を読んであげたいけれど、読み聞かせはいつからするものかしら?
赤ちゃんの絵本の読み聞かせは、いつからという決まった時期はありません。
ママの声はお腹にいるときから聞こえていますから、妊娠中から絵本を読み聞かせる場合もありますよね。
しかし、それではいつから読むべきか悩んでしまいます。
そこで、赤ちゃんの発達を踏まえおすすめの開始時期をご紹介します。
赤ちゃんの読み聞かせは生後3ヶ月からがおすすめ
赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするなら生後3ヶ月からがおすすめです。
生後3ヶ月頃の赤ちゃんは「社会的微笑」をするようになり、あやすと自分の意志で笑うようになるためママの育児の楽しみが増える時期です。
ママの行動に赤ちゃんが反応するようになり、表情も豊かになってくるので赤ちゃんとコミュニケーションをとるのが楽しいですよね。
また、生後3ヶ月頃になると生活リズムができ始め、昼間起きている時間が長くなってきます。
ママも育児に慣れてきて心に余裕が生まれてくる頃でしょう。
赤ちゃんがご機嫌のタイミングを見て生活の1部に絵本を取り入れやすくなりますね。
生後3ヶ月になると首がすわり自分の力で頭をコントロールできる赤ちゃんが増えるので、ママの膝に座らせ、寄りかかることで一緒に読むこともできますね。
視力も0.04~0.08程度まであがり、形や色がわかるようになり、より興味のあるものを目で追うようになります。
赤、青、黄色といったはっきりとした色を認識するようになり、特に赤によく反応しますよ。
視覚や聴力も発達するので、読み聞かせを始めるのにもちょうどいい時期と言えるでしょう。
社会的微笑とは
赤ちゃんが興味のあるものをみたり、おとながあやしたりするときに自分の意志で笑うこと。
生まれてすぐから見られる生理的微笑は、感情ではなく反射的に笑う点が異なる。
視力や神経細胞の発達により、他人の真似をするようになり、声を出したり笑ったりするようになる。
生後3ヶ月より前の赤ちゃんの発達は?
出産を終え退院すると、いざ赤ちゃんとの生活がスタート!
産院では医師や助産師、看護師と困ってもすぐ相談する相手がいて心強いものですが、自宅に戻ると慣れない赤ちゃんのお世話に悩みは尽きませんね。
生後0ヶ月
生まれたばかりの新生児期の赤ちゃんは昼夜関係なく、授乳と睡眠を繰り返します。
ママも寝不足に加えて、慣れない育児で大変な時期ですよね。
まずは赤ちゃんのお世話とママの体のケアを優先したい時期ですね。
生後1ヶ月
1ヶ月を過ぎると外出する機会も増えママもリフレッシュできますが、それでも体は回復途中。
あなたは大丈夫と思っていても体は悲鳴を上げています。休めるときは無理をせず横になりましょう。
また生後1ヶ月頃の赤ちゃんの視力は、授乳の姿勢でママの顔がちょうどわかる程度です。
動くものを目で追いかける「追視」もできるようになってきますがまだ発達途中です。
絵本を読み聞かせしてママの声を聴かせてあげてもいいですが、お腹や足をさするなど直接肌が触れ合うスキンシップがおすすめですよ。
生後2ヶ月
生後2ヶ月になるとだんだん昼夜の区別がついてきて、昼間起きている時間が長くなります。
ただ個人差も大きいので、朝日を浴びる、夜部屋を暗くするなど生活リズムを整えてもなかなかうまくいかないと悩むことはありません。
外には花のにおいや、そよそよ通り過ぎる風のように赤ちゃんの刺激になるものがたくさんあるので、天気のいい日は散歩に行くのも楽しいですね。
五感が刺激されるため脳の発達にもつながりますよ。
生後2ヶ月になると顔の目、鼻、口といったパーツがわかるようになってくるので、いないいないばあをするのもおすすめです。
音の鳴るおもちゃを使ったり、手を握って手遊び歌をしてスキンシップを楽しむのもいいですね。
絵本の読み聞かせの効果はたくさん!無理せず続けよう
赤ちゃんに絵本を読んでも理解するにはまだ早いし、すぐに飽きてしまうけど何か読み聞かせの効果ってあるのかしら?
幼児と違いストーリーがまだ理解できない0歳の赤ちゃんでも、絵本を読むとうれしい効果はありますよ。
赤ちゃんが生まれて少し経つと絵本を読んであげたいと思いますよね。
先程赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするのは3ヶ月からをおすすめしましたね。
しかし、絵本にどんな効果があるのかは知らないまま、漠然と子育てすると絵本は読むものだと思っていませんか?
0歳から絵本の読み聞かせをすることで得られる効果を具体的にご紹介します。
絵本の読み聞かせは親子のスキンシップの1つ
絵本の読み聞かせで1番の効果と言えるのが、ママとコミュニケーションやスキンシップが取れることで赤ちゃんが安心することです。
お腹の中にいたときから聞いていたママの声は何よりも安心できるものですよね。
赤ちゃんのお世話にも慣れてきてママの心にゆとりがあるときに、コミュニケーションの1つとして始めてみるのもいいですね。
大好きなママに抱っこしたり、声をかけてもらい肌のぬくもりや安心するにおいに触れ、赤ちゃんは心が満たされ心地よく感じるでしょう。
愛情をたっぷり感じることで自己肯定感も育まれますね。
絵本を読みコミュニケーションをとることで、より信頼関係が生まれ、赤ちゃんだけでなくママもより子どもを愛おしく感じリラックスできることでしょう。
ママの声とカラフルな絵で視力と聴覚を刺激
視力が発達し、じっと見つめるようになるこの時期、カラフルな絵本の読み聞かせは視力や聴覚を刺激して発達を促すのに最適です。
ハンドリガードをとおして、手が自分の体の1部だと認識した赤ちゃんは、おもちゃをつかもうとしたり、両手を握ってみたり色々な動きが増えます。
ハンドリガードとは
生後2ヶ月頃の赤ちゃんが、顔の前に自分の手を持ってきてじーっと見つめる行為のこと。
動かしたり舐めたりすることで目に映る手が自分の体の1部だと認識するようになる。
小さな赤ちゃん向けの本はボードブックという厚紙でできているものが多くあります。
赤ちゃんが触っても手を切ったり本を破ってしまったりという心配もありませんよ。
色々な感触のものを触ると手のひらの感覚も刺激されるので、カラフルで興味を持ちやすい絵本を触らせてみるのもいいですね。
まだ言葉が出ていない赤ちゃんでも、たくさんの絵本を読むことで様々な言葉のシャワーも浴び脳の刺激にもなりますね。
ボードブックとは
厚手の紙を貼り合わせて作った、すべてのページが厚い丈夫な本。
月齢の小さな赤ちゃんがなめたり、ひっぱっても破れたり折れたりする心配が少ないので安心。
感受性が豊かに
ストーリーを理解するのはまだ先の話ですが、カラフルな絵本は見るだけでも興味を持たせ、おもしろい、わくわくするといったような感情を引き出します。
ママが悲しそうにしたり楽しそうに読んだりすれば声の違いを聞き分け、成長するにつれ喜怒哀楽を理解し感情が豊かに育ちます。
絵本を読んで様々な疑似体験を積むことで相手の感情に気付けるようになり、思いやりの心もはぐくまれますね。
想像力がつく
絵本そのものが想像力にあふれており、さらに繰り返し同じ本を読むことで先の展開を覚え、次に起こることを考えられるようになってきます。
例えば犬の絵を見ることで実際の犬を想像したり、絵本の中の鳴き声を読むことで実際の「ワンワン」という音を思い出したりします。
絵本で学んだものを散歩などで実物を見て少しずつ同じものだと結びつけもできますね。
集中力がつく
絵本の読み聞かせを始めたばかりは、子どもの集中が続かず、どんどんページをめくりたがったり、ほかのおもちゃのところへいったりします。
しかし、習慣化すると絵本の読み方を学びおもしろさに気付きますよ。
実際、保育園で毎日複数の本を読み聞かせしてもらう子どもたちは、入園当初に比べ習慣化することで月齢のわりに長い話の絵本や、ストーリーが少し難しい話も集中して聞いています。
やはり継続することが大事だと気づかされますね。
絵本に興味を持たない!すぐに飽きても大丈夫?
赤ちゃんに読み聞かせをしようとしても、全然興味を持ってくれない、すぐに飽きてしまうと悩むこともあります。
しかし、この頃の読み聞かせはコミュニケーションの1つです。
反応が薄くても、途中で飽きてしまっても気にすることはありません。
赤ちゃんの集中力は長く続かないため、興味を持ったときに読み聞かせる程度に考え、気楽にやりましょう♪
成長し脳が発達してくると自然に絵本の読み方も変わってきますよ。
絵本の読み聞かせでおすすめの本は?悩んだら絵本ナビ
赤ちゃんにもいい効果があるし生後3ヶ月を目安に絵本を読み聞かせてみるわ!でも、どんな本を読んだらいいの?
赤ちゃんの視力はまだ発達途中のため、はっきりとした色合いの絵本が興味を持ちやすくおすすめです。
同じ言葉がリズミカルに繰り返される、聞いていて心地いいと感じる絵本もいいですね。
そう言われても、はじめての絵本は何を選んでいいのか迷いますよね。
せっかくなら赤ちゃんが喜んでくれる本を選びたいあなたに、0歳から読み聞かせをするのにおすすめな絵本をご紹介します♪
ファーストブックにおすすめ【じゃあじゃあびりびり】
赤ちゃんのファーストブックとして人気なのが「じゃあじゃあびりびり」です。
赤ちゃんが最初に認識するようになる色は「赤」だと言われているので、表紙から赤ちゃんの興味を引きますね。
さらに、改訂版ではボードブックに変わり、より気兼ねなく使えるようになりました。
シンプルではっきりわかりやすい絵で描かれており、ストーリーがあるわけではないので赤ちゃんの好きなぺージから読めますよ。
日常で聞くたくさんの音が詰め込まれたのが「じゃあじゃあびりびり」です。
ぜひ赤ちゃんが好むオノマトペを声に出して聞かせてあげてくださいね♪
オノマトペとは
日常生活でもよくつかわれる擬音語や擬態語のこと。
動物を「ワンワン」「ニャンニャン」と鳴き声で表したり、感情を「にこにこ」「しくしく」と言ったり、赤ちゃんとの会話で多用されている。
カラフルでかわいい【しましまぐるぐる】
「しましまぐるぐる」は私が実際に息子が3ヶ月になり購入した本です。
色鮮やかなイラストに心地いい響きのリズミカルな言葉が読み聞かせにぴったりですよ♪
生後2ヶ月を過ぎると、目や口といったパーツがわかるようになってくるので、イラストに顔が描かれている点もおすすめの理由です。
ボードブックのため、初めての絵本にもぴったりで長く使えますよ!
息子も大好きで何回も繰り返し読みました。1歳を過ぎてもお気に入りで、自分で持ってきては読んでと催促されますよ。
シリーズも色々あるので見比べてお気に入りを探したり、何冊もそろえてみるのも楽しいですね。
体を動かして楽しい【「だるまさん」シリーズ】
私が保育園に勤務していたとき、「だるまさん」シリーズは赤ちゃんクラスでとても人気のある絵本でしたよ。
絵本を読みながら一緒に体を左右に動かしたり、体を大きくしたり、小さくしたりと赤ちゃんとコミュニヶーションをとりながら読むのが楽しい本です。
こちらも1歳を過ぎた息子のお気に入りで、自分でページをめくりながら読んでいますよ。
0歳の赤ちゃんには少し難しく感じるかもしれませんが、リズムがよく短いお話のためまだまだ絵本に慣れていない場合にもおすすめです♪
迷ったら絵本ナビでためしよみ
読み聞かせのために絵本を買いたいけど、内容を見てから決めたいというあなたにぴったりのサイトが「絵本ナビ」です。
おすすめの絵本から選ぶにしても、やはり中身を見てから決められたらうれしいですよね。
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気に入った絵本はそのまま購入できるのもうれしいですね♪
絵本のかわいいオリジナルグッズやサイン本も販売しているので私もよくのぞいているサイトです!
絵本選びに悩んだらとりあえず絵本ナビを見てみるいいでしょう。
絵本ナビでできること
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絵本に詳しくないあなたも、子どもが成長してからも長く使える知ってて損はないサイトですね。
まとめ
- 赤ちゃんの絵本の読み聞かせを始める時期は、いつからという明確な基準はない
- 絵本の読み聞かせをいつから始めるか迷うときは、赤ちゃんが意識的に笑うようになりコミュニケーションの取りやすくなる生後3ヶ月がおすすめ
- 赤ちゃんに絵本を読み聞かせる1番の効果は、ママとコミュニケーションやスキンシップがとれること
- 読み聞かせの効果として、カラフルな絵本をママが情緒豊かに読むことで視覚と聴覚が刺激され、感受性や想像力、集中力が育まれる
- 赤ちゃんが読み聞かせにすぐ飽きてしまっても気にせず、無理のないペースで絵本を楽しむといい
- 生後3ヶ月からの読み聞かせでおすすめなのは、赤などのカラフルな色のイラストで、言葉が繰り返すリズムの楽しいボードブック
- 絵本の読み聞かせの本選びに迷ったら、試し読みができ絵本の情報が盛りだくさんの絵本ナビを見て決めるのもおすすめ
最初は赤ちゃんのお世話で大変ですが、ゆとりが出てくるとかわいいわが子のためにあれこれやってあげたくなりますよね。
いつから絵本の読みきかせを始めるかより、赤ちゃんが楽しむためにはまず、ママがリラックスすることが大切です。
絵本を読まないと!という使命感はなくして、赤ちゃんとママのスキンシップの1つとして、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね♪
赤ちゃんが生まれると、日常生活の中でウォーターサーバーがあると便利だと感じる場面に出くわしますよね。
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